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就任のご挨拶
皆様におかれましてはますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたび、田中 健 前院長の後任として院長に就任致しました。
身に余る大役ではございますが、職員とともに近隣施設様と連携をとり、これからも地域医療に貢献して参りたいと存じます。引き続き、前任者同様格別のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
簡単ではございますが就任のご挨拶とさせて頂きます。
当院は昭和20年(1945年)、田中春夫が田中医院を開業したのが始まりです。
終戦直後で当地には医療機関が他になく、往診・外来・入院診療をこなし地域医療に貢献していました。
平成11年(1999年)に、病院を新築、田中健が2代目院長に就任しました。先代の方針や意思は、「聖職としての医療と、サービス業としての医療を実現する」という病院の理念に反映させ継承していました。
診療内容では眼科、耳鼻咽喉科、循環器や糖尿病などの専門診察のほか放射線科にCT、MRIを導入し疾病の早期発見ができるようにするとともに、リハビリテーションの提供も開始しました。その後は、医療機能の拡充や、介護保険事業に取り組むなど変化する社会情勢に対して、地域の医療介護のニーズに応えるべく、努めていました。
現在に至るまで「地域のかかりつけ病院」としての役割を果たしつつ、一方で地域連携により、中核病院から急性期を脱した亜急性、回復期の患者様の受け皿としての役割を担うべく機能の充実に努力して参りました。
リハビリにつきましては、理学、作業、言語聴覚療法の専門スタッフによるリハビリを実施してきました。言語聴覚療法では、小児の言語発達障害の訓練なども行っており、地域の幼児健診や相談を実施していました。
当院は「患者様と病院が繋がっている医療、切れ目のない医療」をキーワードにして、安全で、親切で、清潔な、親しみやすく信頼される病院でありたいと考えています。
変化が多い世の中ですが、一人ひとりに寄り添ったサービスを提供していきます。
皆様方のご協力、何卒よろしくお願い致します。
医療法人 三野田中病院 院長 田中 裕基
聖職としての医療と、
サービス業としての医療を
実現します
すなわち、人の生命と健康に直接携わる
特別な職業(聖職)に従事していることをすべての職員が認識し、
患者様や地域の人々に、ご満足いただける、
良質で心のこもった医療サービスを実現いたします。
基本方針
- 地域の人々のさまざまなニーズに応える良質な医療を、心をこめて提供します。
- 地域の保険・福祉、他の医療機関等との連携を促進し、医療・介護のトータルサービスを通じて、地域社会に貢献します。
- すべての職員が常に研鑽を積み、最善、最適の医療を追求します。
- 信頼と協調、人の和の築かれた病院づくりに努めます。
- 清潔で、安全かつ心の安らぎが実感できる院内環境を確保します。
患者様の権利と責務
個人としての人格や価値観が尊重される医療を受ける権利があります。
- 適切で良質な医療を公平に受けることができます。
- ご自分の診療情報の開示を受けることができます。
- 医療・看護について十分な説明を受けた後ご自身で治療方針を決めることができます。
- 診療の過程で得られた個人情報及びプライバシーは保護されます。
- 教育実習や研究に対する協力は断ることができます。
- 最善の治療法を選択するためにセカンドオピニオンを受けることができます。
最善の医療を受けていただくために次のような責務があります。
- ご自身の健康状態に関する情報をできるだけ正確に医療者に対して提供してください。
- ご自身の病気を治すために自ら決定した治療方針に沿って、医療者と共に病を克服する姿勢で取り組んでください。
- より良い医療環境で医療が受けられるように、医療者の指示と病院内でのマナーを守ってください。